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三陸駒舎で学んだ、子どもたちと関わる上で大切なこと

コラム

現在、JICA青年海外協力隊グローカルプログラムで実習に来ている、浦田萌子が3ヶ月間(2023年4〜6月)過ごして学んだことをみなさんに共有します。

馬が教えてくれたこと

私は、三陸駒舎に来て人生で初めて馬と関わりました。日々関わりの中でスタッフの方が、「調馬索をやってみたら?」と声をかけてくださり、調馬索を行いました。そこで、感じたことをみなさんに共有します。調馬索とは、人が中心に立って長い手綱を持ち、馬が円を描くように馬を動かす調教のことです。元々は、馬を訓練・運動させるための技術ですが、今回は人間側の研修として実施しました。

調馬索を行って私は、馬から「ちゃんと伝えなきゃ何も伝わらない」ということを教えてもらい、子どもと関わる上で大切なことだということを教えてくれました。私は馬との関わりを通して、「恥じらいや私がしたら相手がこう思うんじゃないかな」と自分の中で考えるのをやめて、自分の思いを馬や相手に子どもたちにぶつけて過ごしました。すると、「生きることがとても楽しく心が楽だな」と感じました。また、子どもたちと関わる時に子どもたちが私のところに来てくれるのを待っていたら、子どもたちとの関係は深くならないで、うわべだけの関係になるということを馬との関わりを通して教えてくれました。

また、馬と関わり気づいたことがあります。それは、「馬は誰に対しても平等」ということです。そのように感じた理由は、大人や子ども、馬に1度も関わったこがない人など、誰に対しても、どんな人にも変わらずにその人と向き合ってくれることを調馬索を行って感じました。馬に私の気持ちが全て伝わるところだったり、子どもたちが笑顔で馬のお世話や乗馬をしている時に馬の表情もすごく楽しそうでそういう姿を私は見て、気づきました。

子どもと関わる上で区別しないこと

三陸駒舎に来る前まで、色んな事に区別して生きてきました。例えば、子どもを障害のあるないで分けていました。その上で、障害のある子に対しての関わり方にあまり自分の中で自信が無かったです。ですが、三陸駒舎に来て気づいたことがあります。

それは、子どもたちと一緒に動物のお世話をしたり遊んだりしている時に、みんな子どもは一緒だということです。子どもたちがやりたいことをやって、過ごしている姿はすごく楽しそうな姿で見ている側も、自然と笑顔になります。その姿を見たときに、区別なんてしないで子どもたちはみんな一緒なんだということに気づきました。それに気づいてからは、子どもたちと関わる時に区別しないで関わることで、子どもたちとの距離も最初より縮まりました。このことを派遣国でも、子どもと関わる時に区別しないで関わります。

「過不足のない関わり」とは

子どもたちと関わる上で「過不足のない関わり」ということを学びました。「過不足のない関わり」とは、必要以上に子どものサポートをしたり、口で言ったりする事です。逆に、子どもがサポートをしてほしいときやアドバイスが必要なときの声かけがないなど、この加減の大切さを「過不足のない関わり」という言葉で表現をしています。

また、私が実習で経験した「過不足のない関わり」方のエピソードをみなさんに共有します。

自分で考えて歩くことの挑戦

子どもたちと川に入りに行った時に、川沿いにある岩を子どもが歩く姿を私は見て、その子が岩に滑って転んでお尻を打ったら危ないと思いました。そして、私は子どもから何も言われていないのに、子どもが歩きやすいようにライフジャケットをつかみ、子どもを引っ張るようにして歩かせていました。その行動を見ていた、黍原さんから「さっきのもえこさんの行動は、過不足の過にあたります。子どもが自分で考えてこの岩を使ってどうやって歩くかという経験を奪っていることになります。もっと自分の行動一つ一つに気をつけて子どもたちと関わらないと」というお話がありました。その時に私は、自分の一つ一つの行動や発言が子どもたちの成長や経験に繋がっていることに改めて気づきました。この経験を通して私は「過不足」ということが、どれだけ子どもと関わる上で大切なのかを知り、学びました。

私はこの研修を通して、子どもたちと関わる上での手段が1つ増え、視野が広がりました。これから、派遣国に行って子どもたちと関わる時も「過不足のない関わり」を実践し、現地の先生方にも大切さを伝えていきたいです。

馬と子どもたちが気づかさせてくれたこと

私は三陸駒舎に来て最初に目標を立てていました。それは「馬と毎日暮らしながら生きる力とホースセラピーを学ぶ」という目標でした。ですが3ヶ月間過ごして私は、「学ぶ」というよりこの3ヶ月間の研修を通して私に気づかさせてくれたことがあります。それを皆さんに共有します。

誰かの指示を待つのではなく、自分から動いて行動に移す事

私は、誰かに指示をされて動くことはできるが、自分から何かを考えて行動に移す事ができず三陸駒舎でも自分から何かをやりたいと発言をしたり行動に移す事ができていなかったです。

派遣国では同じことを繰り返さないためにも、最初から体と心を開き、オープンの気持ちで現地の方と関わって活動をします。

一つ一つのことに対して計画性を立てて実行する事

今回コラムの作成を行った時に私は、できてから黍原さんに確認をしてもらうという流れで、行っていたが、それではコラムの掲載スピードが遅く、多くのコラムを掲載することができなかったです。これからは、一つ一つの行動に対して計画を立てて動きます。

読み手が理解しやすいように作ること

私は文章能力できていなく、文書の作り方や言葉遣いなどをスタッフの方々に教えてもらいながら行っていました。これから、文章を作るときにはスタッフの方から学んだ作り方を参考にするのと、私自身、文章を学ぶために日頃から読書をして文章の作り方を学びます。

これから派遣国で

私は、3ヶ月の研修で気づいたことが派遣国で現地の方々と一緒に活動する上でとても大切なことを派遣国に行く前に三陸駒舎で学びました。それは、知らない環境の中で言語も違う文化の中で過ごすことは、ここで研修をして気づいた自分から動くことの大切さ、またそうすることで現地の方々と一緒に活動をするために大切なことだと思います。私の派遣国での活動内容は、2023年度2次隊でJICA青年海外協力隊員としてウガンダに派遣されます。現地では、現地の学校で子どもたちに算数と体育の授業を、現地の先生方と一緒に行う活動をする予定です。活動する上で現地の方とコミュニケーションをとりながら、私ひとりで活動するのではなく周りの方々と一緒に意見を出し合いながら活動していきます。なので、私は派遣国に行く前に私自身気づかさせてもらったことに感謝しています。この3つの気づきは派遣国でもすごく重要なことで、もし気づかせていただいていなかったら派遣国でも同じようなことが会った時にその壁に気づかなかったかもしれません。また、たとえ一度同じ壁にあったも次は乗り越えてさらに成長をしていきたいと思っています。三陸駒舎で学んだことや気づいたことを派遣国で、この学びを無駄にしないで活動をしていきます。

馬が私に教えてくれた「待っていては何も始まらない、自分から動く」「ちゃんと伝えること」を現地で子どもたちと関わり、現地の方々と一緒に過ごし、活動します。

3ヶ月間お世話になった三陸駒舎のスタッフの方々・子どもたち・保護者の皆様に心から感謝しています。

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