さんこまラジオ第1回目は、
簡単に三陸駒舎の設立の経緯をお伝えした後、
三陸駒舎の拠点や一緒に活動する動物たちを紹介しました。
築95年の古民家を改修して、活動の拠点としています。
「南部曲屋」という、人が住む『母屋』と馬が住む『馬屋』がL字型に配置されており、馬と人がともに暮らす建築様式を色濃く残しています。
どの様な動物たちと一緒に暮らし、子どものセラピーをしているのか、現地を実際に回りながら、お話致しました。
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▼キーワード
さんこまラジオ 東日本大震災 動物との共生
▼主な学び
さんこまラジオの活動拠点: 三駒ラジオは、岩手県の橋野町で活動しており、古民家を拠点にしている。この古民家は南部曲がり屋という建築様式を色濃く残しており、馬と人が一緒に暮らすための構造を持っている。
東日本大震災後の活動: 2011年の東日本大震災後、釜石に移り住み、子供たちの支援活動や場所づくりを行っている。震災後のストレスを抱える子供たちのために、遊び場の提供や継続的な支援を行っている。
動物たちとの生活: 活動拠点には、馬、ヤギ、ウサギ、犬などの動物が暮らしており、子供たちとの触れ合いを通じて、動物との共生を学ぶ場を提供している。
遊び場と自然環境: 活動拠点の周辺には、川や裏山、中庭などの自然環境があり、子供たちはこれらの場所で自由に遊ぶことができる。特に、川遊びやプレーパークでの活動が盛んである。
▼主な学び
▼知識の説明
1. 三駒ラジオの活動拠点
キーポイント
活動拠点は築95年の古民家。
南部曲がり屋という建築様式。
馬屋と母屋がL字型に配置されている。
2. 東日本大震災後の活動
キーポイント
震災後に釜石に移住。
子供たちの支援活動を開始。
遊び場の提供と継続的な支援。
説明
震災後の釜石では、子供たちがストレスを抱えており、遊び場が不足している状況だった。そこで、馬を使った活動を通じて、子供たちに開放的な遊び場を提供し、心のケアを行っている。
3. 動物たちとの生活
キーポイント
馬は北海道和酒の土産庫種。
ヤギ、ウサギ、犬も一緒に暮らしている。
動物との触れ合いを通じた学び。
説明
動物たちとの生活を通じて、子供たちは動物との共生や命の大切さを学ぶことができる。特に、馬やヤギなどの動物は、子供たちにとって新しい体験を提供し、心の癒しにもつながっている。
4. 遊び場と自然環境
キーポイント
宇野須前川での川遊び。
裏山にはプレーパークがある。
中庭には大きなトランポリンがある。
説明
自然環境を活かした遊び場を提供することで、子供たちは自然と触れ合いながら、自由に遊ぶことができる。川遊びやプレーパークでの活動は、子供たちの創造力や体力を育む場となっている。

さんこまラジオ〜馬と子どもの現場を声で届けます
今回のエピソードでは、「頭より先に動く身体」というテーマの後編として、きびはらさんが馬との関わりや子どもたちの姿から見えてきた、“言葉を超える力”について語ります。
馬とただ「ともにいる」ことの中で生まれる、期待を手放した大人の変容。言葉で説明する前に、身体の感覚を信じて動いてみる——そんな体験が、子どもとの関係にも大きな影響を与えていくのです。馬に乗った子どもが、言葉の呪縛から自由になっていく瞬間の描写には、聴く人の心もほどけていくはず。
「何かを教えなきゃ」「導かなきゃ」という構えから離れ、共にその場にいることから始める。そんな関わり方のヒントが詰まった一編です。きっと聴き終えたあとには、自分の暮らしの中にも“身体が先に動く瞬間”を見つけたくなるはず。
ぜひ最後までお聴きください。
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馬と子どもの現場から生まれた冊子〜子どもたちの成長と可能性を支える実践を伝える
https://kamakoma.org/booklet/
今回の話題の元になったエッセイ集
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お便りフォーム→ https://bit.ly/4hhsQr1
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## キーワード
`身体感覚` `馬とのふれあい` `学びの環境設定`
## 主な学び
1. 馬のあり方に学ぶ大人の変容: 馬と共に過ごすことで、大人が子どもに対する期待や「何かさせよう」という思いを手放し、まず共にいることから始めるという姿勢に変化すること。馬は人に何かを期待せず、ただ存在している。そのあり方から、大人も子どもに対して内発的な力を信じ、寄り添う姿勢を学ぶことができる。プログラムや活動内容を考えるよりも、まず大人自身の「あり方」を整えることが重要であると語られた。
2. 馬×子ども=身体感覚: 馬と子どもが関わることで、子どもは身体感覚を中心に体験を積み重ね、言葉の呪縛から解き放たれる。体が先に動き、その後に言葉がついてくるという順番で学びが進む。馬と関わることで、まず体が動き、感覚が訪れ、そこから言葉にしていくという流れが生まれる。大人もまた、馬と関わることで体から始まる感覚を思い出すことができる。
3. 身体から始まる学びと環境設定: 教育的な思考が先行しがちな場面でも、まず体が動くことを重視し、子ども自身の体が自然と学びを進めていけるような環境設定や場作りが重要である。大人がガミガミ言う必要はなく、子どもが自発的に学んでいける環境を作ることができる。体から始まる学びを大切にすることで、子どもも大人もより良い関わりができる。
4. 考える前に体が動く瞬間の再認識: 日常生活の中で、考える前に体が動いた瞬間を捉え直し、自分自身や子どもたちがどのような様子で体から動いているかを観察することで、関わり方や場の働きかけが変わる可能性がある。自分自身の感覚を日常生活で捉え直し、子どもたちと関わる際にもその様子を観察することで、より良い場作りや関わり方につながると述べられた。
5. エッセイ集の紹介と今後の展望: 今回の内容はエッセイ集の一部であり、全体で八つのテーマがある。ホームページで紹介・注文が可能。現場のことを言葉にして伝えることの重要性や、今後も新しいエッセイを書きたいという意欲が語られた。ラジオでも今後さまざまな話題を取り上げていきたいという意向が示され、感想や質問などのお便りも募集している。
## 知識の説明
### 1. 馬のあり方に学ぶ大人の変容
– **キーポイント**
– 馬は人に何かを期待しない存在である。
– 馬と過ごすことで、大人も子どもに何かをさせようという期待を手放せるようになる。
– まず共にいることから始める姿勢が重要である。
– 子どもの内発的な力を信じ、寄り添うことができるようになる。
– プログラムや活動の内容よりも、まず大人自身のあり方を整えることが大切である。
– **説明**
馬と接することで、大人は「何かさせよう」とする期待を手放し、まず共にいることから始める姿勢に変わる。これにより、子どもの内発的な力を信じて寄り添うことができるようになる。活動やプログラムの内容よりも、大人自身の存在の仕方やあり方を整えることが重要であると説明された。
– **馬と過ごすことで大人の構えが変わる事例**
> 馬と一緒にいることで、子どもに何かをさせようという期待を手放し、まず共にいることから始める姿勢が育まれる。これにより、子どもの内発的な力を信じて寄り添うことができるようになる。
1. 馬は人に何かを期待しないため、その存在と共にいることで大人も期待を手放す感覚が育まれる。
2. まず共にいることから始めることで、子どもの内発的な力を信じて寄り添うことができるようになる。
3. 活動やプログラムの内容よりも、大人自身のあり方を整えることが重要である。
### 2. 馬×子ども=身体感覚
– **キーポイント**
– 子どもは身体感覚を中心に体験を積み重ねる。
– 馬と関わることで、言葉の呪縛から解き放たれる。
– 体が先に動き、その後に言葉がついてくるという順番で学びが進む。
– 馬と関わることで、まず体が動き、感覚が訪れ、そこから言葉にしていく流れが生まれる。
– 大人も言葉の呪縛にとらわれがちだが、馬と関わることで体から始まる感覚を思い出すことができる。
– **説明**
馬と子どもが関わることで、子どもは体が先に動き、その後に言葉がついてくるという順番で学びを進めることができる。馬と関わることで、言葉の呪縛から解き放たれ、身体感覚を中心に体験を積み重ねることができる。大人も馬と関わることで、体から始まる感覚を思い出すことができる。
– **高橋君の事例**
> 高橋君が馬に乗って、体の感覚に身を委ね、言葉という呪縛から解き放たれていく体験をした。
1. 高橋君は馬に乗ることで、体の感覚に身を委ねることができた。
2. 言葉であれこれ考えるのではなく、まず体が動き、感覚が訪れ、そこから言葉にしていくという順番に変わった。
3. この体験は、子どもだけでなく大人にも共通するものである。
4. 馬と関わることで、体がスタートし、そこから言葉が生まれるという順番を実感できる。
### 3. 身体から始まる学びと環境設定
– **キーポイント**
– 教育的な思考が先行しがちだが、まず体が動くことを重視する。
– 子ども自身の体が自然と学びを進めていける環境設定や場作りが重要である。
– 大人がガミガミ言う必要はなく、子どもが自発的に学んでいける環境を作ることができる。
– 体から始まる学びを大切にすることで、子どもも大人もより良い関わりができる。
– **説明**
教育的な思考が先行しがちな場面でも、まず体が動くことを重視し、子ども自身の体が自然と学びを進めていけるような環境設定や場作りが重要である。大人がガミガミ言う必要はなく、子どもが自発的に学んでいける環境を作ることができる。体から始まる学びを大切にすることで、子どもも大人もより良い関わりができる。
– **体から始まる学びの環境設定**
> 子どもが自発的に学んでいけるような環境を作ることで、大人がガミガミ言う必要がなくなる。
1. 体から始まる学びを大切にすることで、子どもも大人もより良い関わりができる。
2. 環境設定や場作りを工夫することで、子どもが自発的に学んでいけるようになる。
3. 子ども自身の体が自然と学びを進めていけるような環境を整えることが、学習のスタート地点となる。
### 4. 考える前に体が動く瞬間の再認識
– **キーポイント**
– 考える前に体が動いた瞬間を日常生活の中で捉え直す。
– 自分自身や子どもたちがどのような様子で体から動いているかを観察する。
– この観察を通じて、関わり方や場の働きかけが変わる可能性がある。
– **説明**
日常生活の中で、考える前に体が動いた瞬間を捉え直し、自分自身や子どもたちがどのような様子で体から動いているかを観察することで、関わり方や場の働きかけが変わる可能性があると説明された。考える前に手が動いていたり、気づいたら没頭していたりする瞬間があることに着目し、そうした瞬間を捉え直すことで、学びのプロセスや関わり方を見直すきっかけになる。
– **日常生活での体が先に動く瞬間の例**
> 考える前に手が動いていたり、気づいたら没頭していたりする瞬間がある。
1. 考える前に体が動いた瞬間を捉え直すことで、自分自身や子どもたちの学びのプロセスを理解できる。
2. この観察を通じて、関わり方や場の働きかけが変わる可能性がある。
3. 子どもたちと関わる際にも、どのような様子で体から動いているかを観察することが大切である。

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