第21回 森のようちえん全国交流フォーラム in 長野で実施される
特別プログラム「馬と子どもの育ちの場を探究する」の詳細情報・申込フォームのリンクなどです。
申込フォームへのリンク
1日目 10/10(土)
11:00〜12:30 馬とのコミュニケーション体験 ※対象:大人
2日目 10/11(日)
※2日目は、10/10(土)に参加受付を開始します。LINEオープンチャットでもご案内します。
10:00〜11:00 馬との出会い体験(ロング)
14:30〜15:30 馬との出会い体験(ロング)
【特別プログラム詳細】馬と子どもの育ちの場を探究する〜馬との対話から、私たちの暮らし・生き方を見つめ直す〜
案内人:横山 晴樹(うまや七福)、黍原 豊(一般社団法人 三陸駒舎)、伊織(北海道和種馬(道産子)、5歳)
場所:ホースエリア
口上「馬は平和のあり方の天才だ」(プログラム開催にあたって)
人類は、紀元前から現代に至るまで、今もなお戦争を繰り返しています。社会が発達し、テクノロジーが進化して、私たちの暮らしが安全・便利・快適になっても、それは変わっていません。平和な社会であり続けるためには、人間を中心に据えた思考では、すでに限界を迎えているように感じます。
そこで、馬の力に頼ることで、人間中心の思考からの脱却を目指します。その理由は2つあります。
(1)馬の群れと多様なものとの関係性
馬は大型の草食動物でありながら角や牙を持たず、戦って群れを守るのではなく、走って逃げることで生き延びてきました。馬の群れの成り立ちも特徴的で、固定化されたリーダーはおらず、その時々の状況に最も適した馬が都度リーダーとなります。例えば飲み水が必要なときは水源を知る馬が群れを引き連れ、外敵が近づいたときは力のある馬が外敵を牽制しながら群れを逃がします。ピラミッド型の上下関係ではなく、それぞれが横につながったネットワーク型の組織形態です。これは、これからの組織やコミュニティのあり方、多様なものとの関係性や民主的な場づくりを考える上で大きな示唆を与えてくれます。しかもその気づきは、頭の中だけでなく身体感覚として立ち現れます。
(2)心身一致の調和
命を脅かす外敵が近くにいなければ、馬は頭を下げ静かに草をはみます。馬は安全と安心を求めて暮らし、そこには「調和」がベースとして存在します。それは馬と馬との調和だけではなく、馬とその周りの環境との調和もそこにはあります。馬は、外部からの情報・刺激を受け取り、身体を通して応答します。周りの環境の変化に合わせて応答は変化し続け、その繰り返しの先に、周りの馬や環境との調和が生まれます。その身体の応答は心理的状態にも直結しており、心身一致の状態にあります。その調和は表面的なものではなく、心身の深い部分で訪れています。
馬が私たちに気付かせてくれる「多様なものとの関係性への示唆」、「深い部分で訪れる調和」は、どちらも平和の基盤となります。馬との対話、仲間との対話、自らの心身との対話を重ねながら、フォーラム全体の流れとも絡み合わせ、馬と共に平和への道を模索しましょう。
本プログラムの構成 〜「体験」と「対話」を行き来する
このプログラムでは、「体験」と「対話」の2つのパートを通じて馬から学び、身体を通して思考を巡らせ、私の身体の中から生じる「平和」のあり方を探求します。
体験パート
大人のみ対象のものと、子どもも一緒に参加できるものがあります。有料・無料、どちらの体験もあります。
▼馬とのコミュニケーション体験 〜馬との関わりから自らの在り方を捉え直す
引き馬(馬と一緒に歩く)や調馬索(馬を追って円状に走らせる)などの体験を通して、自らのコミュニケーションやリーダーシップのやり方を知り、他者と対峙するときの在り方を見つめ直します。馬は、その人を映す「鏡」と言われます。本人が意識できていない状態も、馬は身体の動きで応答して知らせてくれます。その応答を丁寧に振り返ることで、自らの課題に気付いたり、心理的状態を探ったりします。現場での子どもとの関わり方や組織のあり方、生き方を捉え直すきっかけが見えてくるかもしれません。
- 対象:大人(高校生ぐらいから)
- 所要時間:約90分
- 定員:各回5名
- 料金:8,500円
▼馬との出会い体験〜馬と心を通わす〜
言葉だけではないコミュニケーションで、馬と気持ちを通わせてみましょう。エサやり、毛並みのブラッシング、引き馬を通して、馬との距離を縮め、最後に乗馬をさせてもらいます。
- 対象:子ども〜大人(子どもは3歳ぐらいから、保護者同伴で)
- 所要時間:ショート40分/ロング60分
- 乗馬時間:ショート5分/ロング10分程度 (乗り降りも含む)
- 定員:ショート4名、ロング5名
- 料金:ショート:3,000円/ロング:4,500円
▼引き馬乗馬
軽井沢の自然の中で、馬に揺られながら過ごすひとときです。スタッフが引く馬に乗ってのんびりと歩いてみれば、目線も高くなり、心身が解放されます。
- 対象:子ども〜大人(子どもは3歳ぐらいから、保護者同伴で)
- 所要時間:5分程度
- 定員:10名
- 料金:1,000円
▼飼い付け(朝飼い、昼飼い、夕飼い)、ボロ掃除【無料】
1日3回、牧草や水やりをする飼い付けと馬の糞を掃除するボロ取りを行います。馬の暮らしの基盤となるこの部分こそ、実は一番重要です。日々のルーティーンが、暮らしの流れをつくり、私たちの身体を養います。
- 対象:子ども〜大人(子どもは3歳ぐらいから、保護者同伴で)
- 所要時間:5-15分程度
- 申込:事前の申込は不要です。時間までに馬の居るところにお集りください。
- 料金:無料
対話パート
対話パートは、集まった方々と共に内容を創り上げていく時間です。テーマや登壇者は一応設定していますが、飛び入り参加や、対話したいテーマのリクエストも歓迎です。
▼馬との暮らしについての語らい
前半は、「鍵となる対話」として、馬との暮らしの実践者や馬との暮らしに関係が深い方と共に様々な視点や問いが投げかけられます。前半のその対話を受けて、後半は集まった皆さんと共に、馬の目線から自分たちの実践や暮らしを見つめていきます。
- 対象:大人(子ども同伴可)
- 所要時間:1時間〜1時間半程度
- 料金:無料
▼馬とこれからの暮らしをデザインする
最後の対話は、馬との出会いやこれまでの対話を受けて、自分の中に湧き起こる思いや願いをより具体的なイメージへと落とし込み、それぞれの現場やひとりひとりの今後の暮らしを描いていく時間です。「実際に馬との暮らしを始めてみたい」「馬と何らか接点を持ちながら暮らしたい」「馬との体験から得られたものを今後の活動に活かしたい」——そうした思いを持つ方はもちろん、馬との暮らしは難しくても、馬の視点から自身の暮らしや生き方を見つめ直したいという方も、共に対話をしましょう。フォーラム全体の流れから受け取ったものも重ね合わせながら、馬と共に歩む平和への道筋を探ります。
- 鍵となる対話:横山晴樹、黍原豊、他未定
- 対象:大人(子ども同伴可)
- 所要時間:2時間
- 料金:無料
スケジュール
1日目 10/10(土)
| 時間 | 内容 | 参加の仕方 |
| 11:00-12:30 | 【有料体験】馬とのコミュニケーション体験1回90分@8,500円(5名まで)子ども参加:不可、同伴可 | 事前申し込み制(当日現金払い) ※キャンセル要連絡 |
| 12:30 | 【無料体験】昼飼い(昼の餌やり)ボロ取り(放牧地の掃除) | 現地集合、一緒に行う |
| 16:00-17:30 | 【有料体験】馬との出会い体験(ショート)1回40分3,000円(4名×2組まで)子ども参加:可 | 事前申し込み制(当日現金払い) ※キャンセル要連絡 |
| 17:30 | 【無料体験】夕飼い(夕方の餌やり) | 現地集合、一緒に行う |
| 19:15-20:15(夕食交流会中) | 【対話】馬との暮らしについての語らい(1)鍵となる対話:横山、黍原、清水蛍(実行委員)子ども同伴:可 | 現地集合、自由参加 |
2日目 10/11(日)
| 時間 | 内容 | 参加の仕方 |
| 6:00 | 【無料体験】朝飼い(朝の餌やり) | 現地集合、一緒に行う |
| 7:30 | 【無料体験】ボロ取り(放牧地の掃除) | 現地集合、一緒に行う |
| 7:45-9:15 | (予定)体験パート | 現地受付(定員になり次第締め切り) |
| 10:00-11:00 | 【有料体験】馬との出会い体験(ロング)1回60分@4,500円(5名まで)子ども参加:可 | 現地受付(定員になり次第締め切り) |
| 12:00 | 【無料体験】昼飼い(昼の餌やり) | 現地集合、一緒に行う |
| 12:30-14:00 | 【対話】馬との暮らしについての語らい(2)鍵となる対話:小菅 江美さん、横山、黍原子ども同伴:可 | 現地集合、自由参加 |
| 14:30-15:30 | 【有料体験】馬との出会い体験(ロング)1回60分@4,500円(5名まで)子ども参加:可 | 現地受付(定員になり次第締め切り) |
| 16:00 | ボロ取り(放牧地の掃除) | 現地集合、一緒に行う |
| 16:30-17:30 | 【対話】馬との暮らしについての語らい(3)鍵となる対話:登壇者未定子ども同伴:可 | 現地集合 |
| 17:30 | 【無料体験】夕飼い(夕方の餌やり) | 現地集合、一緒に行う |
3日目 10/12(月・祝)
| 時間 | 内容 | 参加の仕方 |
| 6:00 | 【無料体験】朝飼い(朝の餌やり) | 現地集合、一緒に行う |
| 7:30 | 【無料体験】ボロ取り(放牧地の掃除) | 現地集合、一緒に行う |
| 8:30-10:30 | 【対話】馬とこれからの暮らしをデザインする鍵となる対話:横山晴樹、黍原豊、他未定子ども同伴:可 | 現地集合、自由参加 |
| 13:30-15:30 | 【有料体験】引き馬乗馬1回1,000円(10名まで)子ども参加:◎ | 現地受付(定員になり次第締め切り) |
馬プログラム案内人
横山 晴樹(よっさん)うまや七福

長野県伊那市高遠町 1977年生まれ。高校卒業後、会社勤めに疑問を持ち、自分の本当の生き方を探して、7年間、ニュージーランドやモンゴルなどの世界37カ国を旅する。その時、海外の馬との暮らしに感動したが、同時に、自分が日本のお米や味噌、漬物などの作り方を知らないことを痛感。帰国後、馬との暮らしを夢見て牧場で働いた後、長野・高遠のNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジで、山村留学の子ども達と自給自足を目指す大家族生活のスタッフとなった。結婚後の2012年、「うまや七福」として独立。築100年の古民家をたくさんの仲間と改築して、馬と田畑を耕し、自給自足を目指した暮らしを始める。現在、妻と娘2人、馬の伊織(北海道和種馬5歳)、犬、猫と一緒に暮らし、地域の仲間と村づくりを楽しむ日々。
黍原 豊(きびはら ゆたか)一般社団法人三陸駒舎

岩手大学農学部卒業後、森と風のがっこう(葛巻町)、県立児童館いわて子どもの森にて、環境教育、子どもの居場所づくり等に携わる。2013年から釜石市にて、釜援隊として復興まちづくりに携わる中で、地域固有の文化の再生と継続的な子ども支援の必要性を実感し、2015年4月に三陸駒舎を設立。現在、市内外から毎月延200名の子どもにホースセラピーを提供する。全国で野外で人づくりに取り組むリーダーを表彰する、ジャパン アウトドア リーダーズ アワード 2024 大賞を受賞。

特別プログラム6についてのお問い合わせ
本プログラムのお問い合わせは、以下のメールへお願いします。
担当:黍原(本プログラム案内人)



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